黒ヒゲ危機一髪攻略法
2005年 03月 17日
大学の頃に入ってた水上スキー部。 シーズンオフを前に、ジャンプ台をマリーナまでボートで牽引しなければいけない。 それもゆっくり、ゆっくり。 何時間もかけて引っぱっていくため、ボートの上級生は暇なのだ。 そのため、1年生の内4人が選出され、ジャンプ台の上に立ち裸で芸をするのだ。 しかしそれに参加するのは前日の飲み会で黒ヒゲ危機一髪を1年生全員でやり、みごと海賊を飛ばしちゃった人がやるのだ。
あまりにもやりたくなかったおいらはヤーモやガンちゃんと、日々黒ヒゲの研究を重ねていた。 すると穴をよく見ると、飛ぶであろう穴と、飛ばないであろう穴の違いが分かったのだ。 しかしそれは思いっきり覗いて、よーく見ないと分からない。 さすがに飲み会ではそんなことできない。 でもさらによく見てみると、当たりの穴は縦一列に並んでいることに気がついた。
つまり、こう並んでいる穴で
こうや、
こう、当たりがある。
ということは、剣が並んで2箇所刺さった場合、その間はセーフということに気がついた。
黄色のところがセーフ
これは3人だけの秘密にして、その場が来たときは、そいつがラッキーということにしようと固く誓った。
さて当日。 飲み会が始まって30分。 体育会系のノリなのですでにみんなヒートアップ。 1年生の黒ヒゲ大会が開催された!
1回目。
なかなか当たりをひかない。 剣を刺すのが進む、進む。 かなり進んでガンちゃんの順番の時、例の並びができた。 ヤーモとおいらは「ガンちゃん、よかったな。 まずはセーフだな」と温かく見守った。
しかしガンちゃん、喜びのあまり調子にのって勢いよく刺してしまい、海賊がポロリと転げてしまった。 その瞬間、1年生の他の同級生が炸裂!
「やったー! ガンちゃん、当たり引いたぁーーー!」
「ガンゾウ、ヒットォォォォ!!!」
「ワイヤァ~~~~!」
明らかに転げただけで飛び出てないのだが、みんなはなんとかガンちゃんを当たりの一人にしたくて必死である。 ガンちゃんはしきりに
「飛んでないよ!飛んでないよ!転げただけだよ!」と弁明している。
結局、先輩が「ガンちゃんのもう1回刺す」ということでその場を納めた。
渋々ガンちゃんは剣を持ち、もうセーフティゾーンは埋まってるので、適当に刺した。
ビヨ~~~~~ン
見事当たりを引いてしまった。
みんな大爆笑。 1年生は踊りまくっている。 ガンちゃんは沈んでいる。
5分ほど騒いで、2回目。
2回目はおいらからである。 剣を持って刺した。
ビヨ~~~~~ン
見事当たりを引いてしまった。 みんなさらに大爆笑。
1発目かい。。。。。
そのあと、キムとタムが当たりを引いた。 翌日のジャンプ台牽引でおいらは裸で芸を披露しました。。。
ちなみにキムの芸の時、橋をくぐるタイミングだったらしく、一般人に見られたとショックを受けていた。
※まだこの攻略法が活用できるかは不明です。